県産リンゴ「冬恋」PR 県、JA全農いわてなど 来月にキャンペーン【岩手】
県産リンゴのイメージアップと需要拡大を目的に県やJA全農いわてなどは12月1日から14日までの2週間、県産リンゴのPRキャンペーン「岩手アップルⅡweeks(ツーウイークス)2017」を県内で初めて展開する。県産プレミアムリンゴ「冬恋」の今シーズン販売開始を契機に、県産リンゴの販売フェアや飲食店などでリンゴを使ったメニューを提供してもらい、産地を県内外にアピールする。
本県は、生産量が全国4位、1人当たりの購入金額では全国1位のリンゴ産地。産地イメージを県内外に強く発信するため、若い世代や異業種を巻き込んだPRキャンペーンを企画。期間は、お歳暮商戦がスタートし、「冬恋」が販売開始される12月1日から2週間を設定した。
期間中は、県内の百貨店や量販店、産直など約80店舗で、県産リンゴを販売する「甘~い!岩手のりんごフェア」を開催するほか、県内の飲食店や菓子店など約65店舗で県産リンゴを材料にした料理やスイーツを提供する「岩手のりんごdeメニューフェア」を開催し、県産リンゴのおいしさを味わってもらう。
県内の事業所や福祉施設などでも関連メニューを提供してもらい、「盛岡りんごハイボール」提供店では1杯無料のサービスで盛り上げる。
開始日には盛岡市のJR盛岡駅前で「冬恋」の出発式と併せてオープニングイベントを開催する。
24日は、MCL専門学校グループの学生で結成したPR隊「いわてアップルクインテット」のメンバーを中心とするキャラバン隊8人が、岩手日日新聞社盛岡支社を訪れ、キャンペーンをPR。リンゴをイメージした衣装を身にまとった盛岡医療福祉専門学校2年の兼平かすみさん(20)=盛岡市=は「たくさんのイベントやリンゴを使った料理があるので、いろんな場所へ足を運んでいただき、県産リンゴを味わってほしい」とアピールした。