奥州・金ケ崎

スケートの楽しさ知って フィギュア元五輪代表 小塚さんが子供ら指導【金ケ崎】

小塚さんが子供たちにスケートの楽しさを伝えた教室

 日本スケート連盟主催のスケート教室は26日、金ケ崎町のみどりの郷・アイスアリーナで開かれた。フィギュアスケート男子のバンクーバー五輪代表・小塚崇彦さんらが基礎を分かりやすく教えるとともに、子供たちにスケートの楽しさを伝えた。

 競技に親しみ、スケートリンクに足を運んでもらう機会を増やしてもらうことで、競技人口の拡大につなげるのが狙い。今シーズンは北海道から九州まで全国8カ所で予定。みどりの郷・アイスアリーナでの開催は初めてで、今シーズン3カ所目。

 同日は胆江地方を中心とした県内をはじめ宮城や関西方面などから子供や一般を合わせて約200人が参加。初級、中級、上級など参加者のレベルに応じた10クラスごとに小塚さんをはじめ同連盟スタッフが指導した。

 このうち子供たちを対象にした初心者クラスでは、安全な転び方や立ち上がり方など指導。小塚さんは「転ぶときは後ろにひっくり返らないよう前に手を着いて。足を横に回すとうまく立ち上がることができる」と優しく教えていた。

 小塚さんの指導を受けた石川愛結さん(佐倉河小学校3年生)は「回ることができて、楽しかった。もっとうまく回れるようになりたい」と一緒に参加した兄の大雅君(同6年)とスケートに親しんでいた。

 小塚さんは「スケートは難しい、怖いというイメージがあるが、スケートは楽しいということを知ってほしい。スケートがやりたくなるような環境をつくっていきたい」と話し、「子供たちは上達が早い。教えがいがあり、楽しい」と熱心に指導していた。

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