冬の事故防止を喚起 県民運動スタート 北上で交通安全の集い
「気のゆるみ 一杯だけが 命取り」をスローガンにした冬の交通事故防止県民運動は1日、県下で一斉に始まった。積雪や凍結による事故の多発に備え、10日まで関係機関・団体が啓発活動を繰り広げる。初日は北上市文化交流センターさくらホールで「交通安全の集い2017」が開かれ、関係者が式典を通じて輪禍ゼロを誓った。
集いは同市と西和賀町の関係機関・団体による北上地区交通安全対策連絡協議会が主催し、岩手日日新聞社などが後援。300人以上の出席者を前に、会長の髙橋敏彦市長は「いつもこの時期に死亡事故が起きている。より一層の注意を促し、気持ちを新たに事故ゼロを目指す」とあいさつした。
式典では、交通安全に功労があった2個人1団体と、2017年度市交通安全ポスターコンクールで優秀賞を受けた小中学生19人を表彰。県の今年度交通安全ポスターコンクール小学校高学年の部で最優秀賞に輝いた佐々木陽彩さん(江釣子6年)が、県交通安全憲章を朗読した。このほか県警音楽隊の記念公演なども行われた。
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