北上・西和賀
全国高校ラグビー 黒沢尻工、初戦は山口
第97回全国高校ラグビー大会（27日開幕、大阪・花園ラグビー場）の組み合わせ抽選会が２日、大阪市内で行われ、３回戦までの対戦が決まった。
27、28の両日は１回戦で、開幕日は高鍋（宮崎）－国学院栃木（栃木）、長崎南山（長崎）－新潟工（新潟）など８試合。28日は、５度の優勝を誇る常翔学園（大阪第３）と仙台育英（宮城）の好カードなど11試合が組まれた。
桐蔭学園（神奈川）、京都成章（京都）、東福岡（福岡）のＡシード３校と大阪桐蔭（大阪第１）、東海大仰星（大阪第２）、秋田工（秋田）、目黒学院（東京第１）などＢシード10校は、30日の２回戦から登場する。選手宣誓は山形南（山形）の伊藤大瑛主将が行う。
本県代表の黒沢尻工は、初戦で山口（山口）との対戦が決まった。大会初日の27日午後０時30分から、東大阪市花園ラグビー場第１グラウンドでキックオフを迎える。
山口の出場は２年連続５回目で、過去の最高成績は１９４７年度の４強。今大会の県予選決勝では萩商工と24―24の末、トライ数で上回り代表に選ばれている。
黒沢尻工の出場は３年連続29回目。現チームは山口との対戦経験はないものの、萩商工とは夏の合宿の練習試合で勝利している。伊藤卓監督は「山口の実力は萩商工と同等かそれ以上で、（県大会後も）伸びているはず」と警戒した。
初戦を突破すると、Ａシードの京都成章（京都）との対戦となる。目標の８強に向け、阿部竜二主将（３年）は「山口はまだ試合を見ていない相手」と気を引き締め、必勝を期した。
