一関・平泉

熟成肉の弁当4種 「格之進」ブランド展開・門崎 東京駅に店舗オープン

東京駅構内の京葉ストリートにオープンした「格之進TSB」

 「格之進」ブランドで東京都内に複数の飲食店を構える門崎(本社一関市川崎町、千葉祐士代表取締役)は13日、JR東京駅構内の商業施設京葉ストリートに駅弁新業態の「格之進TSB」をオープンした。自慢の熟成肉弁当の販売を通じて、県産食材の魅力を発信していく。

 京葉ストリートは、同駅の京葉線に向かう通路にある商業スポットで、スイーツや菓子などの人気店が並ぶ。今回は「地方生産者とお客さまをつなぐ」をテーマに、同社を含め地元食材にこだわった駅弁やおにぎりを提供する3店が新たに出店した。

 格之進TSBでは、熟成肉特製そぼろ丼と黒酢煮込み熟成肉丼、熟成肉焼肉丼が3段セットになった「段違い肉膳」(税込み2929円)のほか、「肉万両」(2160円)、「段違いハンバーグ」(1404円)、「肉畑弁当」(1080円)の4種類を販売。いずれも県産食材にこだわった熟成肉弁当で、日本最大級の肉イベント「肉フェス」で3年連続年間販売額1位を誇る同社の自信作となっている。

 オープン初日から多くの駅利用者が足を止め、弁当を買い求める姿が見られた。

 千葉代表取締役は「品質・安全を重視する中で、コストと味のバランスに苦労する面があった」とメニュー作製を振り返りながら「世界一のハンバーグを目指しており、消費を通じた食の未来、文化と共に、地方と東京をつなぐ事業を考えていく」と語っている。

 営業時間は午前8時~午後10時。

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