一関・平泉

粥、鍋に セリ青々 きょう「人日」【一関】

一関市舞川の圃場で青々と茂ったセリを収穫する蓬田さん(右)

 7日は五節句の一つ「人日」。古くから春の七草とされるセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロを入れた粥(かゆ)を食べて邪気を払い、1年の無病息災を願う風習がある。セリを長年にわたって栽培している平泉町長島の蓬田富雄さん(68)は、一関市舞川の圃場(ほじょう)で収穫に励んでいる。

 蓬田さんは約24アールの圃場でセリを育て、今季は12月20日ごろから収穫しており、市内の市場などに出荷している。6日も水を張った圃場に膝上まで浸かって作業にいそしみ、青々と茂ったセリを根元から引き抜き、泥を洗い落として籠に積み重ねていた。

 蓬田さんによると、昭和期に青葉、赤荻、山目など市内各地で見られたセリ田はほとんどなくなり、趣味で育てている人はいるものの出荷している農家はわずかという。

 今が旬のセリの食べ方については「おひたしやお吸い物だけでなく、パスタなどにも使え、鍋にすればミズナよりも風味がいい」と話し、節句を過ぎた後もおいしく味わえる料理を挙げていた。

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