北上・西和賀

人命救助の技 キラリ ユースライフセービング全国大会 中高生5人が入賞【北上】

メダルを獲得した選手ら。左から松原代表、高橋叶君、髙橋佑介君、櫻田君、髙橋琉生君、髙橋みなみさん

 第5回全日本ユースライフセービング・プール競技会(2017年12月16、17日、宮城県利府町)で、北上市内の中学生と高校生5人が合わせて5個のメダル(リレー1個含む)を獲得した。5人は10日、所属する盛岡ライフセービングクラブの松原浩一代表と共に、市役所に髙橋敏彦市長を表敬訪問。今回の快挙を喜びつつ、将来人命救助を担うライフセーバーになるべく決意を新たにした。

 同競技会には全国からライフセーバーを志す小中学生、高校生181人がエントリー。泳力だけでなく条件に応じた的確な判断力、泳ぎが求められる。

 中学生男子は、100メートル障害物スイムで櫻田悠希君(上野1年)が優勝し、髙橋琉生君(飯豊2年)が準優勝。この2人と髙橋佑介君(上野1年)、高橋叶君(同)の4人が混合4×50メートル障害物リレーで準優勝した。

 櫻田君は50メートルマネキンキャリーでも3位。ハイレベルの高校生女子では、髙橋みなみさん(江釣子中出身、花巻東1年)が100メートル障害物スイムで3位に入った。

 5人とも普段は競泳の練習をこなす傍ら、月に数回盛岡に出向き心肺蘇生や救助技術などの練習にも励んでいる。ライフセービング競技歴は髙橋みなみさんが1年、中学生4人はわずか3カ月だが、切磋琢磨(せっさたくま)し合いめきめきと頭角を現した。

 初出場ながらリレーを合わせ金、銀、銅3つのメダルを獲得した櫻田君は「びっくりしたし、うれしかった」と、会心のレース内容を報告。「ライフセービングではマネキンやレスキューチューブを使ったり、障害物があり工夫する練習が多くて楽しい。もっと活躍できるよう成長したい」と目を輝かせた。

 髙橋琉生君もリレーを合わせ銀メダル2個に「満足している。次は1位を取りたい」と笑顔で語る。リレーメンバー2人も銀メダルを喜びつつ、髙橋佑介君は「海でも人を助けられるようになりたい」、高橋叶君も「努力して体力をつけたい」と今後へ意欲十分。髙橋みなみさんは銅メダルに「決勝ではタイムが1秒落ち悔しかった。いち早く人を助けられるよう練習したい」と決意をみなぎらせる。

 松原代表は「全国区の選手も来ていた中、予想以上に頑張ってくれた。競泳との相乗効果もあったのでは。ただ、メダルを光輝かせるのはこれからのライフセーバーとしての振る舞い」と、今後の成長に期待。髙橋市長も「おめでとう。これからも頑張ってライフセービングを広めてほしい」とねぎらった。

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