芥川賞・直木賞受賞 盛岡でサイン会 若竹氏、28日開催 門井氏は23、24日【岩手】
芥川賞を受けた「おらおらでひとりいぐも」の若竹千佐子氏(遠野市出身、千葉県木更津市在住)のサイン会が28日、直木賞を受けた「銀河鉄道の父」を著した門井慶喜氏(大阪府寝屋川市在住)のサイン会が23、24の両日に、盛岡市で開かれる。同市に本店があるさわや書店や東山堂の主催。日程によっては既に整理券がなくなるほどの人気ぶりだ。
若竹氏は、受賞してから初の本県入り。サイン会は28日午後1時から同市菜園の東山堂川徳店で開かれる。希望が殺到したため、整理券の配布は既に終了。本店の斉藤雅俊店売部副部長は「受賞直後から売れ行きが伸び、整理券もすぐになくなった。若竹氏の同年代を中心に、大きな反響を呼んでいる」とうれしい悲鳴を上げている。
また、同日午後5時からはJR盛岡駅ビルフェザン内のさわや書店「ORIORI(オリオリ)」店でミニトークショーも開かれる。さわや書店で著書を購入した人はサイン会にも参加できる。各店舗で整理券を配布しているものの、残りわずかとなっている。
門井氏については、ミニトークショーとサイン会が23日午後6時からオリオリ店で、サイン会が24日午後2時から同市本宮のイオンモール盛岡南で、それぞれ開かれる。サイン会はさわや書店、または東山堂で著書を購入した人が対象。各店で整理券を配布している。
両ミニトークショーは観覧無料。オリオリ店の田口幹人フェザン統括店長は「作者とファンが交流できる貴重な場でもあるので、ぜひ足を運んでほしい」と話している。
問い合わせは東山堂のイベントが同社本店=019(623)7121=、さわや書店は同社オリオリ店=019(613)6464=へ。