花巻

矢沢の60年記録 編集に6年 待望「郷土誌」完成【花巻】

「矢沢郷土誌」
専門的かつ親しみやすく

 花巻市矢沢地区の歴史をまとめた「矢沢郷土誌」の発行を記念した祝賀会は10日、同市高木のJAいわて花巻矢沢支店で開かれた。編集に尽力した地域住民や地元選出議員、寄稿者ら約60人が出席し、待望の完成を喜び合った。

 同地区の矢沢観光開発協議会(髙橋浩会長)と矢沢地域振興会(押切悟会長)が発行者となり、2012年から6年がかりで製作。歴史や地理、行政、生活などの各分野を網羅したA4判357ページで、若者にも親しまれやすいよう写真資料をふんだんに盛り込み、ゆかりの人物や地域の方言なども紹介している。

▲乾杯で郷土誌発行を喜び合う矢沢観光開発協議会、矢沢地域振興会関係者ら

 祝賀会で髙橋会長(83)は「昭和29(1954)年に製作された矢沢村誌からの約60年を記録し、次世代に残そうと構想された。地域を挙げて奉仕を賜り、最高の出来と自負している。子供たちの学びの参考にするなど、広く利用してもらいたい」とあいさつ。佐藤公治編集委員長による経過報告や市博物館・髙橋信雄館長らへの感謝状贈呈が行われ、川村伸浩県議らが祝辞を寄せた。

 出席者は佐藤勝教育長の音頭で乾杯し、完成までの6年間を回想。押切会長(78)は「髙橋館長らの協力もあり歴史的、専門的観点からも良い出来になったと思う。子供たちが昔のことに興味を持ち、地域を身近に感じるきっかけになればうれしい」と話した。

 同誌は2000冊作製。市内小中学校や各図書館などに寄贈するほか、希望者への販売(1000円)にも応じる予定。問い合わせは矢沢振興センター=0198(23)2171=まで。

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