3人が笑顔の表彰台 平昌五輪
【平昌時事】スピードスケート女子1500メートルで銀メダルを獲得した高木美帆(日体大助手)とノルディックスキーのジャンプ女子ノーマルヒルで銅メダルの高梨沙羅(クラレ)、フリースタイルスキーの男子モーグルで銅の原大智(日大)が快挙達成翌日の13日、平昌のメダルプラザで表彰式に臨んだ。
前日は悔し涙も流した高木美は、表彰式でメダルを手に満面の笑みを見せた。他の種目を残しているため、「感傷に浸るのが難しい。全て五輪が終わってからかな」と話した。
ソチ五輪4位の雪辱を果たした高梨は、観衆に手を振り穏やかな笑顔。「今度こそ銅色を金色に変えるように、またこの4年間頑張る気持ちになった」と誓いを新たにした。原は少し緊張した面持ち。「メダルは首が持っていかれそうなくらい重かった」そうで、他のメダリストと表彰台で肩を組み感激していた。
競技会場が山頂などに置かれる冬季五輪では、順位が決まった当日にメダル授与を行わず、代わりに花束を贈るセレモニーを実施。翌日に中心部の会場で国歌を流して国旗掲揚を行う表彰式を実施することが通例となっている。
【平昌時事】平昌五輪第5日は13日、スピードスケートの男子1500メートルが行われ、小田卓朗(開発計画研究所)が5位に入った。この種目で日本選手の入賞は1998年長野大会以来。ウイリアムソン師円(日本電産サンキョー)は10位、中村奨太(ロジネットジャパン)は24位。【8、9面に関連】
ショートトラックの男子5000メートルリレーで日本は決勝進出を逃した。
スノーボード男子ハーフパイプの予選では、2014年ソチ五輪銀メダルの平野歩夢(木下グループ)が3位で14日の決勝へ。片山来夢(バートン)は5位、戸塚優斗(チームヨネックス)も10位で通過し、ソチ銅の平岡卓(バートン)は敗退した。女子ハーフパイプ決勝では松本遥奈(クルーズ)が6位、冨田せな(新潟・開志国際高)が8位に入賞。
平昌五輪第4日は12日、スピードスケート女子1500メートルが行われ、高木美帆(日体大助手)が銀メダルを獲得した。小平奈緒(相沢病院)は6位。ジャンプ女子ノーマルヒルでは高梨沙羅(クラレ)が銅メダルに輝き、前回ソチ五輪4位の雪辱を果たした。ジャンプ女子のメダルは日本初。
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