多彩なスイーツ勢ぞろい いわてS―1開幕・盛岡 家族連れらでにぎわう
スイーツを通して盛岡広域圏の魅力を発信する「いわてS―1スイーツフェア」は24日、盛岡市の盛岡タカヤアリーナで開幕した。初日は各店自慢のスイーツを目当てに家族連れらが大勢訪れ、甘い香りの漂う会場は、来場者の目を楽しませながらにぎわっている。25日まで。
盛岡・八幡平元気まるごと発信事業実行委員会の主催。スイーツやおやつなどの魅力を通じて冬季の誘客につなげようと、冬の盛岡・八幡平誘客促進キャンペーンの一環として2012年度から毎年開催している。
6回目となる今回は、県内外から63店舗が出店し、自慢のケーキ、アップルパイ、プリンといった洋菓子や、だんごやわらび餅などの和菓子を展示販売。ご当地グルメの販売や食の匠(たくみ)の実演による昔懐かしいおやつの試食、県産食材を使った商品の人気投票なども行われている。
初日は全国の銘菓も販売され、訪れた買い物客の中には好みのスイーツの食べ比べを楽しむ姿も見られた。家族で訪れた盛岡市の会社員高橋信太郎さん(45)は「初めて訪れたが、沿岸や県外などのお菓子屋もあり、楽しい。子供が食べたいという物を購入した。自宅に帰ってからも家族で楽しみたい」と笑顔を見せた。
実行委事務局の県盛岡広域振興局産業振興課の細川幸喜課長は「スイーツは非日常的で特別な物だと思うので、寒い冬を吹き飛ばすようたくさんの方に楽しんでほしい」と呼び掛けている。
時間は午前10時~午後4時。入場無料。