花巻
一戦必勝日本一を 花巻東 センバツへ意気込み
第90回選抜高校野球大会（３月23日開幕、甲子園球場）に６年ぶり３度目の出場が決まった花巻東高硬式野球部の壮行式は27日、花巻市松園町の同校で行われた。生徒や教諭らから激励を受けたナインは日本一への決意を新たにした。
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ユニホーム姿の選手たちが、生徒約４５０人の手拍子に迎えられて入場。小田島順造校長は「花巻市民はもとより、多くの高校野球ファンは花巻東を応援している。熱い戦いを期待している」とあいさつした。生徒会長の中田祥文君（２年）は「地元の皆さんに元気と勇気を与えられるよう、甲子園では思い切りプレーしてきてほしい」とエールを送った。
続いて、応援団の先導で全校生徒が応援歌、校歌でナインを勇気づけた。菅原颯太主将（２年）は「偉大な先輩たちでも成し遂げられなかった日本一に向け、常に挑戦者の気持ちを忘れず、一戦必勝で戦っていきたい」と意気込みを語った。
花巻東のセンバツ出場は菊池雄星投手（西武）が快投を続け準優勝した２００９年、大谷翔平投手（エンゼルス）を擁した12年以来。組み合わせ抽選は３月16日に行われ、チームは来月４日から関西へ遠征し、強豪校との練習試合を重ねて調整し大会に臨む。
