奥州・金ケ崎

反復練習で強く 卓球クリニック プロ選手が技術指導【奥州】

卓球クリニックで参加者の指導に当たる矢島さん(右)

 奥州市卓球協会主催の卓球クリニックは2月25日、水沢地区センター体育館で開かれた。プロ選手矢島淑雄さん(48)を講師に迎え、小中高生と指導者が技術向上のための練習方法を学んだ。

 全国規模の大会で上位進出できるジュニア世代の選手育成と競技人口の拡大、指導者養成が目的。胆江地区と近隣地域から児童生徒、指導者ら約140人が参加した。

 矢島さんは卓球用品メーカー・バタフライ契約のプロ選手。高校時代に全日本ジュニア優勝、2002年全日本卓球選手権ダブルス準優勝などの実績があり、現在は中央大女子コーチを務める傍ら全国各地で競技の普及指導に当たっている。

 クリニックでは、基本技術のサービスやレシーブをはじめ、強くなるためのフットワーク練習のパターン、多球練習を指導。指導者も児童、生徒の相手をしながら指導方法の習得に努めた。

 同市の常盤小6年稲葉達弥君は「ラリーのレベルがすごい。基本を学んで、足が動くよう練習したい」と意欲的だった。

 矢島さんは「卓球は動くことが基本。地味な反復練習が多いが、動くことで技術も高まる」と話し、会場内のテーブルを巡回指導していた。

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