北上・西和賀

“春の使者”顔のぞかせ 藤根でざぜん草まつり【北上】

雪に覆われた群生地でザゼンソウを探す来場者
▲姿を見せたザゼンソウ

 北上市和賀町藤根地区の春を彩る「ざぜん草まつり」(藤根自治振興会主催)は4日、群生地として知られる「ざぜん草の里」で開かれた。会場は雪に覆われていたものの、日当たりの良い場所では姿を現したザゼンソウが見られ、来場者は春の到来を感じていた。

 会場の「ざぜん草の里」は藤根地区交流センターの近くに位置。平坦(へいたん)地としては珍しい群生地で、見頃の春先には多くの見物客が訪れる。例年より2週間ほど早い開催となった今回は、多くの人が訪れてほしいとの願いを込め、里開きとして企画された。

 開催日を前倒しした上に今季は大雪のため、群生地の大部分は雪に覆われているが、同日の北上の最高気温は今年最高となる13・5度(盛岡地方気象台調べ)と4月上旬並みの暖かさに。日当たりの良い東側では、顔をのぞかせた物がいくつか見られ、中には周りの雪を解かし姿を見せたザゼンソウもあった。

 地元藤根在住の小原徳一さん(90)は「今年は雪が多いだけあって、見頃には遠いが、いくつかは顔を出しているのを見ることができて良かった。これから迎える見頃にはもっと多くの人に来てほしい」と語った。

 会場には食堂や地元産品の販売コーナーが開設される中、甘酒提供やひっつみ汁の振る舞い、餅まきが行われ、長清水山伏神楽や北藤根鬼剣舞が披露された。

 同振興会によると、天候にもよるが今季の見頃はあと1週間ぐらいかかるとみており、3月下旬まで楽しめるという。

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