一関・平泉

青木氏が出馬表明 平泉町長選 持続性強調、再選に意欲

再選を目指し平泉町長選への出馬を表明した青木氏

 平泉町長の青木幸保氏(64)は6日、任期満了に伴う町長選(7月31日告示、8月5日投開票)に再選を目指して無所属で立候補することを表明した。青木氏は「持続性の高い町をつくっていくためには町長の責任は重大。1期4年の成果について町長選に立候補し、町民の皆さまの審判を仰ぎたい」と決意を示した。立候補表明は青木氏が初めて。

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 町議会定例会3月会議の一般質問で、1期4年の成果を振り返った上で明らかにした。青木氏は「公共サービスの充実に努め、町民と町職員の協働の基礎を築いた4年間は、私が目指すまちづくりにおいて必死に大地を耕し、種をまき、やっと芽が出てきた段階。スマートインターチェンジの整備や周辺開発、社会教育施設の整備、農林業と商工業、教育の振興、企業の誘致など、今後の4年間は発芽した芽を大事に育て、花を咲かせ、実が実るようにしたい」と語った。

 青木氏は2月下旬に出馬の決意を固め、後援会にも報告、了承を得た。前回と同じく政党への推薦要請などは行わず、無所属で立候補する。2期目に向けた具体的な公約などは今後、後援会などと協議し改めて発表する。


 青木 幸保氏(あおき・ゆきお)水沢農高卒。1988年4月から町議を7期務め、2000年4月から副議長、08年4月から議長。14年8月の町長選に町議会議長を辞職して出馬し初当選。現在1期目。同町長島出身。

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