花巻

18年の集大成紹介 パッチワーク 愛好者が作品展【花巻】

壁掛け作品やバッグを展示しているパッチの会のフレンドシップキルト展

 花巻市のパッチワーク愛好者らでつくるパッチの会(小原清子代表)は、同市花城町のまなび学園でフレンドシップキルト展を開いている。18年間で作りためた思い出の作品を並べ、これまでの歩みをたどる。11日まで。

 同サークルは20人余りが月3回、まなび学園に集まり活動。毎年作品展を開いているが、今回は発足当初から現在までの活動を一堂に紹介する特別展を企画した。

 会場には、2000年に作った「四角つなぎのバッグ」から、今年手掛けた額装「賢治さんの花」まで約250点を展示。「鹿踊(ししおどり)」「クリスマスツリー」「作務衣(さむえ)と着物」「サンタクロース」と和洋さまざまなデザインがあり、色使いなどに個性がにじむ。

 アジサイやツバキなどの花は、花びらを立体的に表現。11年に取り組んだ「私たちのふるさと」は、農村の景観や自宅の庭、旅先の一こまなど四季折々の風景をパッチワークで描き、訪れた人の関心を集めている。

 小原代表(71)は「和布を中心に制作に励んでいる。今年はいつもより多くの方に見に来てもらい、うれしい。これからもパッチワークの楽しさを伝えられるように頑張りたい」と話している。

 開催時間は午前10時から午後4時(最終日は正午)まで。

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