北上・西和賀

東北大会 最高賞 管打楽器ソロコンテスト 上野中3年藤井千尋さん【北上】

全日本中学生・高校生管打楽器ソロコンテスト東北大会中学生の部でヤマハ賞に輝いた藤井さん
伝わる演奏、全国でも

 日本吹奏楽指導者協会東北支部主催の第26回全日本中学生・高校生管打楽器ソロコンテスト東北大会(2月4日、仙台市)中学生の部で、フルートを演奏した北上市立上野中学校3年の藤井千尋さんが金賞と、その中で最高賞となるヤマハ賞を受賞し、今月26日に東京都の武蔵野音楽大で開催される全国大会出場を決めた。藤井さんは「聴いている方が心地よいと思える演奏をしたい」と、大舞台へ腕に磨きを掛けている。

 藤井さんは約140人が出場した北東北予選を突破。東北大会には予選を勝ち抜いた約40人が出場し、フルートのほかトランペット、トロンボーン、マリンバなど10種類ほどの楽器をそれぞれソロで演奏した。

 「ファンタジー」を演奏した藤井さんは「すごく緊張したが、聴いてくださる方々に伝わるよう心掛けた」という。本人的には満足のいく出来ではなかったものの、同行した教諭が「堂々としていて、伝えようという気持ちにあふれていた。伴奏とも息が合っていた」と語る演奏で見事、最高賞を射止めた。藤井さんは「すごくびっくりした。うれしい」と喜ぶ。

 母と姉の影響もあり幼少から楽器に親しんできた。大槌町から北上市に移り、黒沢尻北小4年時で吹奏楽を始め、「初めて聞いた時、高音がきれいで軽やかな音だと思った。曲によって表情が変わるところに魅力を感じた」というフルートを中学入学後も継続。吹奏楽部では木管のグループリーダーとしてメンバーをまとめてきた。

 現在は全国大会に向け、一つ一つ課題を確認しながらソロ練習に励んでいる。新年度からは市内の高校で吹奏楽を続け、将来はフルートの演奏家を志す。中学生活最後の大舞台に向け「聴いている人が心地良く、さまざまなことを連想できるような演奏をしたい」と意気込む。

 吹奏楽部顧問の柿沢香織教諭は「すごく探究心があり、明らかな目標を持ち自分を高めようとしている。挑戦者として思い切り、今出せる精一杯の演奏をしてほしい」とエールを送っている。

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