花巻

東北観光楽しんで 台湾チャーター便運航開始 花巻

中華航空チャーター便歓迎セレモニーで記念撮影する観光客ら

 本県と台湾を結ぶ中華航空(台湾)の春季プログラムチャーター便運航が始まり15日、花巻市のいわて花巻空港で歓迎セレモニーが開かれた。同空港の国際チャーター便歓迎実行委員会(会長・安藤昭花巻温泉社長)メンバーらが温かく観光客を出迎え、今春の中華航空便運航開始を喜んだ。

 セレモニーで安藤会長は「この冬は寒かったが、ここ数日は春の陽気が感じられ、観光にはちょうどよい季節。皆さん東北の観光名所を訪ねると聞いている。楽しい時間を過ごし、良い思い出になりますように」と歓迎のあいさつ。中華航空機長と客室乗務員に南部鉄器の急須など記念品を手渡し、関係者と記念撮影した。

 同日は141人が来花し、搭乗率は約89%。人気の桜シーズン到来前としては高率で、同空港を足掛かりとした訪日観光が、台湾の観光客に着実に浸透していることをうかがわせた。県のイメージキャラクター・わんこきょうだい「そばっち」を発見して一緒に写真に納まる子供連れもいて、セレモニー会場はにぎわっていた。

 同チャーター便は、同日から5日ごとに5月2日まで、13往復24便が運航される予定となっている。

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