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花巻東、東邦(愛知)と初戦 4日目第3試合 センバツ高校野球大会

第90回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会で対戦が決まり、握手する花巻東の菅原颯太主将(左)と東邦の稲留克哉主将=16日、大阪市北区

 第90回選抜高校野球大会(23日開幕、甲子園球場)の組み合わせ抽選会は16日、大阪市内で行われた。6年ぶり3度目出場の花巻東は、大会第4日(26日)の2回戦第3試合で東邦(愛知)との対戦が決まった。

【8面に関連】

 2年ぶり29度目出場の東邦は、春の甲子園で4度の優勝を誇る強豪。主戦扇谷莉(2年)は最速146キロの右本格派で、技巧派の右腕西有喜(2年)も安定感がある。打線は1年生の4番石川昂弥をはじめ、梅田昂季(2年)ら長打力のある打者がそろい、破壊力がある。

 花巻東は、昨秋の東北大会で44年ぶりの準優勝。エースの田中大樹、平山涼太(ともに2年)の両左腕、最速142キロの右腕西舘勇陽(1年)とタイプが異なる投手は層が厚い。打線は主軸の紺野留斗(2年)を中心に切れ目なく、上戸鎖飛龍(2年)らが並ぶ下位打線も勝負強さが光る。

 花巻東と愛知勢の顔合わせは、菊池雄星(西武)を擁し、2009年夏の準決勝で対戦した中京大中京以来。チームは県勢初の準優勝に輝いた第81回大会を上回る日本一を目指す。

 今大会は90回の記念大会のため例年より4校多い36校が出場する。

花巻東・菅原颯太主将

 東邦は強打で投手陣も力があり、全国レベルの素晴らしいチーム。どこが相手でもいいように準備してきた。自分たちが試合までにどこまで変わっていけるかだと思う。最後まで諦めずに全員で戦っていきたい。

東邦・稲留克哉主将

 冬場の練習の成果を出して、悔いなく戦えたらいい。自分たちの野球はどこからでも打てるし、そこから走ってチャンスを広げて走者をかえす。そういう野球をしたい。目標は優勝。

momottoメモ

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