一関・平泉

堅守で目指せ8強 全日本中学生女子ソフト 県選抜、本番へ闘志【一関】

全日本大会での必勝を誓う中学生女子ソフトボール本県選抜チーム

 25日から大阪市で開催される第14回都道府県対抗全日本中学生女子ソフトボール大会(日本ソフトボール協会主催)に出場する本県選抜チームは17日、一関市千厩町のグラウンドで高校生との壮行試合を行い、大会でのベスト8を目標に心を一つにした。

 選抜チームは2017年11月に2回の選考会を行い、2年生を中心に20人のメンバーを選出。大東との合同チームで昨秋の県新人大会を制した藤沢から5人、準優勝の花泉から3人が選ばれた。主将は花泉の佐藤優捕手(2年)が務める。

 バッテリーを中心とした守りのチーム。本城咲良投手(前沢2年)と佐藤主将は昨年もバッテリーを組んでおり、息の合ったプレーでチームを引っ張る。本城投手は速球派の右腕。千葉優理恵(千厩2年)、佐々木藍(東山2年)の両投手が後ろに控える。

 打撃は長打力のある佐藤主将、小野寺冬花選手(藤沢2年)が主軸。1番の千葉彩音選手(同)がチャンスメーカーで、走者をためて主軸の長打でかえすのが得点パターン。昨年もメンバー入りした5人が投打の中心となる。

 チーム結成後は東京都や群馬、栃木、福島の各県に遠征し、実戦を通じてチーム力の向上に努めた。同日は千厩高、弘前中央高(青森)との壮行試合を行い、全日本での必勝を期した。

 佐藤主将は「もう少し声を掛け合い、ミスのないようにしたい。先制点で流れをつくり、ベスト8を目指す」、加藤郁実監督(千厩)は「選ばれたメンバーは自分の役割を自覚し、持ち味を発揮してほしい。目指すのはベスト8」と、それぞれ意気込む。

 同大会は大阪市此花区セレッソスポーツパーク舞洲を会場に、全国から48チームが出場して25日に3日間の日程で開幕。本県選抜は初日の1回戦で富山県選抜と対戦する。

 チームは21日に出発し、現地で練習試合を行い大会に臨む。

◆県選抜メンバー(数字は背番号)

  氏名   学校  学年 守備  打
①小野寺冬花 藤沢   2 捕手  右
②中村朱李  宮古西  2 外野手 左
③本城咲良  前沢   2 投手  右
④伊東多香子 藤沢   2 内・投 右
⑤三浦実子  藤沢   2 内野手 右
⑥千葉彩音  藤沢   2 内野手 右
⑦小林靖南  花泉   2 内・外 右
⑧鎌田志栞  西南   2 内・外 右
⑨熊谷千尋  藤沢   2 外野手 左
⑩佐藤優   花泉   2 捕 手 右
⑪女鹿愛奈  東和   2 外野手 右
⑫吉田麻那  宮古西  2 内・外 右
⑬大久保若葉 花巻   2 内・外 右
⑭緑川陽和  花泉   2 内野手 右
⑮佐々木藍  東山   2 投・外 左
⑯五十嵐詩乃 飯豊   2 外野手 左
⑰千葉優理恵 千厩   2 投手  左
⑱北島奏音  沢内   2 予備員 右
⑲菊池花恋  一関一高附2 予備員 右
⑳菊池美旺  東和   1 予備員 左

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