ラグビーＷ杯見よう　チケット県民先行販売開始　イオン前沢でＰＲ　釜石開催実行委【奥州】

　ラグビーワールドカップ（Ｗ杯）２０１９釜石開催実行委員会は、19年９、10月に釜石市で行われる２試合の観戦チケットの県民先行抽選販売をＰＲする販売促進ブースを19日、奥州市前沢区のイオン前沢店に１日限定で設置した。買い物客に本県も会場地となる世界的一大スポーツイベントを発信するとともに、同日から４月12日までの期間、インターネット限定で実施する先行販売の手続き方法などを説明した。

　販促ブース設置は18日の釜石市を皮切りに、25日までの期間に県内４会場で実施。県南地区で唯一となる奥州会場では、同店１階にブースを設置し、日本代表のレプリカユニフォームなどを展示するとともに、Ｗ杯のＰＲ動画を上映した。

　実行委から委託を受けたスタッフが、先行抽選販売などのチラシを買い物客に配布。また、インターネットの公式チケットサイトで申し込みを行う際に必要な「チケットＩＤ登録」の仕方や、申し込み手続き方法についても具体的に説明し、ブース内で登録や手続きを行った人にはオリジナルグッズを贈呈した。

　ブースを訪れた千葉一幸さん（62）＝同区＝は「高校などでラグビーをやっていたので関心がある。釜石での試合も見たいし、できれば日本戦も見たい。帰ってから家族と相談する」と語った。

　釜石市では釜石鵜住居復興スタジアム（仮称）を会場に、19年９月25日午後２時15分からフィジー対ウルグアイ、同10月13日午後０時15分からアフリカ地区代表と敗者復活予選優勝チームの試合を行う。

　先行抽選販売の申し込みは４月12日の午後11時59分まで。１試合につき１人６枚まで申し込み可能。抽選結果は同４月26日に発表され、当選者は同日から５月５日までの期間にチケット代金の支払いを行う。県文化スポーツ部ラグビーワールドカップ２０１９推進課の浜守豊司主査は「県民先行販売は今回が最後なので、県民の方にはこの機会にチケットを手に入れてもらいたい」と呼び掛ける。

　問い合わせは同課＝０１９（６２９）６７９９＝へ。