県内外

620人新たな道へ 県立大で学位記授与式【岩手】

卒業生を代表し、誓いの言葉を述べる舘坂さん

 県立大(鈴木厚人学長)の2017年度学位記授与式は22日、盛岡市の盛岡市民文化ホール(マリオス)で行われた。大学と大学院、盛岡短期大学部の学生ら620人が、それぞれの進路へ新たな一歩を踏み出した。

 卒業生・修了生の人数は、大学470人をはじめ、大学院博士課程前期41人、同後期課程9人、盛岡短期大学部100人。式では、鈴木学長が卒業生と修了生の代表に学位記を授与した。

 鈴木学長は「皆さんはこれから踏み出す道に、夢と希望を膨らませていると思う。人は社会が変動して課題に直面するたび、それらを解決して進歩してきた。皆さんも、自らの道を切り開く努力が必要。悩まず、進んで課題に挑んでほしい」と激励。達増拓也知事ら来賓が祝辞を述べた。

 卒業生を代表し、総合政策学部4年の舘坂千晶さん(22)=二戸市出身=があいさつ。フィールドワークを中心とした実践的な学習や、東日本大震災の被災地でのボランティア活動など、同大での4年間を振り返り、「これからそれぞれの道を歩むが、被災県で学んだ私たちにはやるべきことがたくさんある。学んだ地への恩返しとして、県の復興や発展に貢献していきたい」と誓った。

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