大提灯お目見え JR水沢駅・日高火防祭PR【奥州】
奥州市の春を彩る「日高火防(ひぶせ)祭」をPRする大提灯(ちょうちん)が22日、同市水沢区のJR水沢駅などに飾られた。乗降者らに約1カ月後に迫った祭りをアピールしている。
市や奥州商工会議所、市観光物産協会などでつくる実行委員会による恒例の取り組み。
同日は、水沢駅のほか、水沢江刺駅と市役所本庁にそれぞれ直径1・5メートル、高さ1・8メートルの大提灯が取り付けられ、祭りに向けた雰囲気を盛り上げた。
このうち水沢駅では、赤地に黒で「日高火防祭」などの文字が大きく書かれた大提灯がプラットホームに、祭りの開催日などを記した看板76枚が上下線ホームの柱に取り付けられた。
市商業観光課は「春の風物詩の日高火防祭に多くの観光客に訪れてもらうため、準備を整えていきたい」としている。実行委は、4月6日に水沢江刺駅周辺の道路沿いにのぼり旗約60本を設置する予定。
絢爛(けんらん)豪華なはやし屋台が城下町・水沢を練り歩く日高火防祭は、毎年4月28日に前夜祭、翌29日に本祭が行われる。