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花巻東 闘志胸に 頂点目指し堂々行進 第90回センバツ高校野球大会
【甲子園取材班】第90回選抜高校野球大会は23日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開会式が行われ、熱戦が幕を開けた。６年ぶり３度目出場の花巻東もスタンドの観衆から大きな拍手を浴びて堂々と行進。悲願の「日本一」へ戦意を高めた。【９、社会面に関連】
午前９時に開会宣言が行われ、出場校の入場行進が始まった。前回大会優勝の大阪桐蔭（大阪）に続き、各校が北から南の順に場内を一周。花巻東は、菅原颯太主将（３年）を先頭に引き締まった表情で歩を進め、憧れの聖地を踏みしめた。
菅原主将は「アルプススタンドからの大きな歓声を聞いて、いよいよ開幕したと気持ちが高まった。初戦はまだ先だが、戦いは始まっている。最後まで諦めず一丸となって戦いたい」と闘志をみなぎらせていた。
記念大会の今年は、例年より４校多い36校が出場。今大会からタイブレーク制度が初めて導入される。
花巻東は大会４日目の26日、２回戦第３試合で２年ぶり29度目出場の東邦（愛知）と対戦する。
