一関・平泉

旬菜 親しまれ15年 道の駅開業で閉店 生産者、大半移行へ 室根【一関】

31日の営業をもって閉店したふれあいむろね旬菜館。関係者が買い物客らに感謝の思いを伝えた

 一関市室根町の室根産地直売組合「ふれあいむろね旬菜館」が、31日の営業をもって閉店した。道の駅「むろね」の開業に伴うもので、関係者が閉店を惜しむ買い物客に「お世話になりました」と感謝の思いを伝えた。

 室根地域では、国道284号「室根バイパス」の整備と道の駅(産直)の構想に伴い、2003年9月に産直施設の足掛かりとなる旬菜館をオープン。新鮮野菜や農産加工品、工芸品など多彩な商品をそろえ、地域住民やドライバーに親しまれてきた。4月には室根バイパスが開通し、バイパス沿いに産直施設を備えた道の駅が開業することから、年度末を区切りに閉店する運びとなった。

 営業最終日には農産物や花を買い求める人らが来店し、知らずに訪れた人も閉店の張り紙を見て「寂しくなるね」と名残惜しそうにしていた。組合員は「長い間ありがとうございました」「お世話になりました」と来店者にあいさつし、長年の愛顧に感謝を込めて粗品をプレゼントしていた。

 道の駅の管理運営は、17年7月に発足した新組織・室根産地直売協同組合(小野寺規夫理事長)が担う。旬菜館の組合員も多くが新組織に移行し、農産物などの出荷を続ける予定。

 室根産地直売組合の菅原隆儀組合長は「当初よりバイパスができる間の営業と決まっていたが、開業から15年間、多くのお客さんになじみにしていただいた。新しい産直にはより広いエリアから商品が出されるので、オープンを楽しみに引き続き足を運んでもらいたい」と話していた。

地域の記事をもっと読む

一関・平泉
2018年11月20日付
一関・平泉
2018年11月20日付
一関・平泉
2018年11月20日付
一関・平泉
2018年11月20日付
一関・平泉
2018年11月20日付