大谷 初登板初勝利 米大リーグ 先発で6回3失点
【オークランド(米カリフォルニア州)時事】米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(23)=花巻東高出=が1日、カリフォルニア州オークランドで行われたアスレチックス戦で先発登板して投手としてもメジャーデビューを果たし、6回を3安打3失点で初勝利を挙げた。
大谷は3月29日の開幕戦に8番指名打者で出場し、初打席で初安打をマークしている。
球団によると、開幕戦に投手以外で先発した選手が10試合以内に投手で先発登板したのは、1919年のレッドソックス時代のベーブ・ルース以来で99年ぶり。翌20年には、開幕戦の先発を外れた選手が10試合のうちに投手と野手で先発したケースが2例ある。
大谷は2013年に花巻東高からドラフト1位で日本ハム入団。2年目の14年にプロ野球史上初の2桁勝利(11勝)と2桁本塁打(10本)を達成。16年には投手と指名打者の両部門でベストナインに選ばれた。
17年オフにポスティングシステムによる大リーグ移籍を表明し、多数の球団の争奪戦の末にエンゼルスと契約。投打の二刀流を目指す選手として注目された。
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