花巻

新酒なかなか 南部杜氏協鑑評会 きょうまで審査【花巻】

自醸清酒鑑評会で香りや味など出品酒の出来を確かめる審査員

 南部杜氏の醸造技術を競う南部杜氏協会(直町昊悦会長)の自醸清酒鑑評会は、花巻市石鳥谷町の南部杜氏会館で6日まで審査が行われている。全国から出品された杜氏自慢の新酒について審査員が香りや味、バランスなどの出来を厳しくチェックしている。

 全国の蔵元で活躍している協会加盟の杜氏の醸造技術向上を目指して同協会が開いており、今回で99回目。県内や宮城、福島、茨城などを中心に北海道から岡山まで27都道府県の蔵元743場から吟醸酒の部に335点(128場)、純米吟醸酒の部に244点(108場)、純米酒の部に164点(75場)が出品された。前回より16点、6場多い。

 仙台、東京、名古屋、大阪などの国税局鑑定官、本県や宮城、山形などの技術指導機関の研究者ら計26人を審査員に、3日に審査を開始。6日まで計4回行い、絞り込みながら吟醸酒15点、純米吟醸酒5点、純米酒3点の上位入賞酒を選ぶ。

 審査3日目の5日は1審を通過した吟醸酒168点、純米吟醸酒107点、純米酒68点を対象に2審を行い、鑑定官ら審査員13人が容器を鼻に近づけて香りを確かめたり、口に含んで味や特徴を確認したりした。

 審査長代理を務める県工業技術センターの米倉裕一醸造技術部長は「昨年8月の日照不足の影響で割れやすいコメだったが、うまく発酵させているという印象。味はすっきりしているし、嫌な香りが出ないよう造られている。醸造技術は年々高まっている」と出品酒の出来を評価していた。

 最終日の6日は3審と決審を行って入賞候補酒を選定し、17日に開く理事会で正式決定する。5月25日に石鳥谷生涯学習会館で表彰式を行う。

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