1436人が決意新た 岩手大入学式
岩手大(岩渕明学長)の2018年度入学式は6日、盛岡市の盛岡タカヤアリーナで行われ、4学部と大学院合わせて1436人が学生生活のスタートを切った。
岩渕学長は式辞で、東日本大震災の被災県の中核大学で復興プロセスを学び、今後の人生に生かすことを期待するとともに「夢に向かって好奇心を抱き、常に科学する心を持って充実した学生生活を送ってください」と呼び掛けた。
これに対し新入生を代表して、教育学部学校教育教員養成課程の福山芽唯さん(18)=盛岡三高出身=があいさつし、「岩手だけでなく全国世界へ貢献する人材に成長したい。学ぶことができることに感謝し、仲間と共に真摯(しんし)に勉学に励み、実りある大学生活になるよう努力する」と決意した。
今年度は外国人留学生42人、社会人入学生27人を含む1104人の学部学生、332人の修士・博士課程の大学院生が入学。東京農工大と連携して大学院に新設された獣医学研究科共同獣医学専攻(博士課程)には10人が入学した。