一関・平泉

春めく里山 花に癒やされ 萩荘で観察会【一関】

観察会で群生するカタクリをめでる参加者

 一関市萩荘の霜後の滝周辺で13日、「早春の花をめでる観察会」(岩手日日新聞社主催)が開かれた。市内外から21人が参加し、美しく咲きそろったカタクリなどをめでるひとときを楽しんだ。

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 本紙で写真エッセー「里山スケッチ」を連載する佐藤良平さん(31)=久保川イーハトーブ自然再生研究所常勤研究員=を案内役に、里山の自然に触れる企画の第3弾。一関市や平泉町、花巻市などから同コーナーを愛読している人らが集った。

 風は冷たいものの時折青空がのぞく中、エナガのさえずりに耳を傾けながら散策。滝周辺ではオオイヌノフグリ、フキノトウなど春を代表する草花が見られ、名前の由来、雌雄の違いなどについて説明を聞いた。

 セリバオウレン、ミツバアケビ、ウスバサイシンと、足元にはさまざまな植物があり、立ち止まって観察することもしばしば。冬を越え根付いたドングリに驚いたり、セミの抜け殻を見つけたりと、雑木林で春以外の季節も感じた。

 冬が寒く急に暖かくなったことから、今年は一斉に花が咲いた。ちょうど満開となったカタクリをはじめ、ミスミソウやキクザキイチゲ、ショウジョウバカマなども見られ、参加者は近くに寄ったり、写真を撮影したりして楽しんでいた。

 佐藤さんは、カタクリの群生地を守る心得として「四足の動物と違って人間が歩くと負荷が大きい。中に入って土を踏み固めてしまわないように」と助言。「雪解けが早かったのでもう少し進むかと思ったが、カタクリは一番いい時期でしたね」と喜んだ。

 久保川沿いの同所では、5月下旬にニッコウキスゲが咲く。ともに同市萩荘在住の佐々木公子さん(70)、筒井みのりさん(69)は「近くでも来たのは初めて。カタクリがたくさん咲いていて驚いた」と話していた。

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