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「石割桜」見頃に 盛岡地裁

青空の下で豊麗に咲き誇る石割桜=19日、盛岡地裁

 盛岡市内丸の盛岡地裁敷地内にある国の天然記念物「石割桜」が見頃を迎えている。春の日差しを浴び、豊麗に咲き誇る姿が道行く人々の目を楽しませている。

 石割桜は花こう岩の割れ目から木の幹が伸びるエドヒガンザクラで、樹齢は350年以上と推定されている。今年は11日に咲き始めた。

 19日の市内は朝からまぶしい日差しが降り注ぎ、気温は20・8度まで上昇(盛岡地方気象台調べ)。5月下旬並みの暖かさとなった。午後には石割桜がほぼ満開となり、観光客らが青空と淡いピンク色の桜のコントラストを堪能した。

 友人と観桜に来た及川ユキエさん(72)=同市松園=は「間近で見ると生命力を感じられる。きょうは風もなく、空の色に花が映えてとてもきれい」と見入っていた。

 盛岡ふるさとガイドによると、石割桜はここ数日の暖かさで一気に開花が進んだ。見頃は週末まで続くといい、さらに多くの観光客が訪れそうだ。

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