桜の下 気持ちよく マラソン出場の台湾、米国選手 市長に意気込み【花巻】
第6回イーハトーブ花巻ハーフマラソン大会に出場する台湾、米国の招待選手ら7人が20日、花巻市役所に上田東一市長を訪ね、大会への意気込みを語りながら交流を深めた。
訪問したのは、台湾から2017台北マラソンのハーフ男子に出場した陳秉豐さん(24)と、同ハーフ女子出場の張芷瑄さん(23)の招待選手、随行選手の黄郁婷さん(28)ら5人。黄さんが10キロ、招待選手4人がハーフにエントリーしている。一方、米国は同市の姉妹都市・アーカンソー州ホットスプリングス市のジェリー・ホワイトさん(45)、タミー・スー・ウィンターズさん(44)の招待選手2人。
2年ぶりに花巻路を走る陳さんは、2017台北マラソンで総合4位に入る実力者で「2年ぶりのチャレンジなので練習の成果を発揮したい」と抱負。初来日の張さんは「桜が美しいと聞いているので風景を楽しみながら走りたい」と意気込みを語った。
花巻市との提携25周年を記念して初めて派遣されるホット市のホワイトさんは「レースと合わせて花巻の人たちとの交流も楽しみたい」、ウィンターズさんは「桜の下で気持ちよく走りたい」と話していた。
7人に記念品を手渡した上田市長は「桜の見頃となる良い時期に来ていただいた。短い期間ですが、花巻で楽しく過ごしてほしい。活躍を祈っています」とエールを送った。
大会は22日、同市松園町の日居城野陸上競技場を発着点に開かれる。過去最多の3441人がエントリーし、ハーフ、10キロ、3キロの各部で健脚を競う。