県内外
うたげ楽しや 花盛り 各地で夏日
21日の県南地方は、暖かい空気が流れ込んだ影響で気温が上昇。盛岡地方気象台によると、最高気温は江刺27・８度、花巻27・３度を観測するなど県南各地はいずれも今年一番の暖かさとなった。真夏を思わせる陽気の中、各地で桜の花見や散歩を楽しむ家族連れらの姿が見られた。
同日の最高気温は江刺と花巻のほか、若柳27・２度、北上27・０度、大迫26・２度で今年初の夏日に。また、沢内は前日より６・２度高い21・４度で、４月の観測史上最高を記録した。
花巻市中心部の鳥谷ケ崎公園では、満開の桜の下でくつろいだり、高台にある花巻城跡から市街地を眺めたりする人の姿も見られるなど、思い思いの時間を満喫した。
同市の誘致企業の元同僚でつくる「パナソニック松愛会東北支部」の会員７人は花見で同公園を訪れ、同市在住の青山隆一さん（71）は「鳥谷ケ崎公園で毎年花見をしている。桜もきれいに咲き、気分良く花見を楽しみたい」とめでていた。
22日の県内は高気圧に覆われるため、晴れる所が多く、最高気温も平年より高くなる見込み。
