楽曲多彩に、ダンスも 北上ウインドアンサンブル
北上ウインドアンサンブル(熊谷義博団長)の第7回ハッピーウインドコンサートは22日、北上市文化交流センターさくらホールで開かれた。クラシックやポピュラー音楽など約20曲を演奏し、仮装ダンスなどの演出で来場者を楽しませた。
団員ら約50人が出演し、約400人が来場。第一部はコンクールの課題曲とクラシックを奏で、第二部は「アヴェ・マリア」などソロとバンドのステージを繰り広げた。
第三部では「アメリカンシンフォニー」「マンボ・メドレー」などのほか、出演者が「UFO」「仮面舞踏会」「ダンシング・ヒーロー」の昭和のヒット曲を熱唱。ピンクレディーや少年隊などの衣装に扮(ふん)し、キレキレのダンスを見せていた。
アンコールの「マツケンサンバ」でも、ユニークな姿に仮装してダンスを披露。最後は「星条旗よ永遠なれ」で締め、来場者からは盛んな拍手が送られていた。
ダンスは今までにない演出で、演奏とは別に練習日を設け特訓を重ねてきたという。中ホールがほぼ満席となり、熊谷団長は「みんな演奏もダンスも力を出し切り、来場者にも楽しんでいただけたのでは。来年は大ホールで開催し、よりたくさんの方に来ていただけるよう頑張りたい」と力を込めた。