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羽生連覇「おめでとう」 仙台でパレード

沿道の人々に手を振る羽生結弦選手=22日、仙台市青葉区(代表撮影)

 平昌五輪のフィギュアスケート男子で連覇を果たした羽生結弦選手(ANA)の祝賀パレードが22日、出身地の仙台市で行われた。前回ソチ五輪の際に行った際の観客数を2万人ほど上回る10万8000人が沿道に詰め掛け、快挙を祝福した。【3面に関連】

 出発式では宮城県の村井嘉浩知事や仙台市の郡和子市長らが表彰状や記念品を贈り、偉業をたたえた。気温24度の青空の下、羽生選手の車は午後1時30分に市中心部からスタート。沿道に手を振るなど、さまざまな身ぶりで大歓声に応えながら1・1キロのコースを約40分回った。

 家族と訪れた地元仙台市の梶間彩月君(10)は「初めて近くで見た。かっこ良かった」と笑顔。岡山県から駆け付けた40代の女性は、パレードの記念Tシャツを着て朝6時30分から沿道に並んだそうで、「みんなの熱気がすごかった。遠かったが、念願のパレードを見られて良かった」と興奮気味に話した。

 パレード後の記者会見で、羽生選手は「温かい目や『おめでとう』の声が脳裏に焼き付いた。地元だからこその光景だったと思う」と振り返り、「ありがとう、と伝えたい気持ちでいっぱい」と話した。【時事】

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