奥州・金ケ崎

9町組、音曲格調高く 日高火防祭三曲合同演奏会 本祭へ意気込み【奥州】

9町組が優雅な屋台ばやしを披露した三曲合同演奏会

 水沢を代表する日高火防(ひぶせ)祭(前夜祭28日、本祭29日)を前に、関連行事の三曲合同演奏会が22日、奥州市水沢字日高小路の日高神社で開かれた。今年のメインを務める川口町組など全9町組が江戸時代から伝わる音曲を優雅に響かせた。

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 三曲合同演奏会は、本来の祭典日に合わせ、日高神社火防祭保存会(及川右会長)が毎年開催。同日は本祭を運営する実行委員会(会長・小沢昌記市長)や各町組の年番長、太鼓と三味線の師匠、笛師らが出席した。

 及川会長が「各町組で太鼓の練習などに入っていると思うが、今年も300年以上の歴史ある祭りを元気に楽しく迎えたい」とあいさつ。祭りに携わってきた功労者表彰と年番長、笛師の紹介後、かみしもが各年番長に貸与された。

 打ちばやしの音曲「トットコメェ」の演奏に続き、各町組が屋台ばやし演奏(三曲合同演奏)。川口町組の「つるべ井」を皮切りに、それぞれが格調高い音曲を奏で本祭への意気込みを示した。

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