県内外

麻疹感染、岩手県が注意

 ゴールデンウイーク(GW)を前に県は26日、国内で麻疹(はしか)患者数の増加に伴い、国内での発生状況や予防法などを周知し注意喚起している。

 県によると、麻疹はウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症で、感染力が非常に強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症する。感染すると約10日後に発熱やせき、鼻水といったかぜの症状のほか、2、3日熱が続いた後に39度以上の高熱と発疹が表れる。

 麻疹の予防には、ワクチン接種が最も有効。海外など麻疹が流行している地域に旅行する場合は、予防接種歴を確認し、未接種である場合は予防接種を検討する。感染が疑われた場合には速やかに医療機関を受診するほか、感染拡大を防ぐために受診する際は事前に医療機関に電話連絡し、指示に従って受診するよう呼び掛けている。

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