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メーデー 労働者の要求声高に 盛岡 2団体、集会でアピール【岩手】

労働者のための働き方改革の実現などを訴えた連合系の県中央メーデー
憲法9条改憲阻止などを訴えた労連系のメーデー県中央集会

 「メーデー」の1日、連合岩手やいわて労連を主体とした各実行委員会が盛岡市の岩手公園(盛岡城跡公園)で集会を開いた。メーデー宣言の採択やデモ行進を行い、労働者の立場に立った「働き方改革」の実現や格差是正、長時間労働の撲滅、東日本大震災からの早期復興などをアピールした。

働き方改革実現訴える 連合岩手系

 連合岩手(八幡博文会長)系の第89回県中央メーデーには、主催者発表で約3000人が参加した。

 八幡会長は2018年の春季生活闘争の中間状況について「月例賃金にこだわった要求の継続などにより、本県でも実績が表れつつあり、中小でも大手に遜色のない率での決着がある」と述べた。その上で「人手不足感が強まる中での人材確保が大きな要因だが、将来を見据えた労使の真摯(しんし)な交渉の結果を未解決組合や未組織労働者への波及につなげていきたい」と強調した。

 国政については「現在の国政は異常事態。疑惑の解明はもちろん、国民生活の安心・安定のためにも、安倍政権には一日も早く引導を渡してほしい。そのため、追及する野党のさらなる結束を強く求める」と述べた。

 永田有岩手労働局長、達増拓也知事ら来賓代表が祝辞。真に働く者の立場に立った「働き方改革」の実現、東日本大震災の被災地の復興・創生に向けた継続的運動の展開、健全な民主主義を取り戻すことなどを盛り込んだメーデー宣言を採択した。

改憲阻止へ気勢上げる いわて労連系

 いわて労連(金野耕治議長)系の第89回メーデー県中央集会には主催者発表で約1000人が参加した。

 金野議長はあいさつで、学校法人「森友学園」と「加計学園」をめぐる問題や、福田淳一前財務事務次官のセクハラ疑惑など安倍政権の一連の不祥事や疑惑について「改ざん、隠蔽(いんぺい)、捏造(ねつぞう)、圧力、セクハラ、職務怠慢など政権トップからモラルが崩壊している。国会を軽視し国民を欺く無責任な安倍内閣は総辞職すべきだ」と批判を強めた。

 さらに憲法9条改憲には「改憲にきっぱりとノーを突き付け、平和憲法を守り生かして核兵器廃絶と恒久平和を掲げる政府に変えていこう」と強調した。

 この後、自由党の木戸口英司参院議員、共産党の斉藤信県議が祝辞を述べた。続いて、東日本大震災からの復興では被災者本位の復興の推進をはじめ、憲法9条改憲阻止、平和と民主主義・立憲主義の回復、安倍政権退陣、「働き方改革」法案阻止、最低賃金1000円以上などを柱とするメーデー宣言を採択した。

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