北上・西和賀

県外強豪と切磋琢磨 東北高校ラグビー 25校が交流試合【北上】

仙台育英との交流試合に臨む全岩手のフィフティーン

 第9回東北高校ラグビー交流大会が2日、北上市内を会場に始まった。東北地方と北海道から25校が参加し、実力を高めようと交流試合で切磋琢磨(せっさたくま)。同市の黒沢尻工、黒沢尻北のラグビー部員も参加し、県外の強豪と競い合っている。

 本県での国民体育大会に向けた強化の機会として大型連休の時期を利用して始まり、2016年の岩手国体終了後も継続している。今年も県ラグビー協会などが連携して主催。同市相去町の北上総合運動公園など4カ所を会場に、ハーフタイムなしの25分で多くの試合日程が組まれた。

 本県からは初日、今年の「福井しあわせ元気国体」に向けた選抜チームの全岩手35人が参加。主力選手を見定めている段階だが、県内各大会上位常連の北上の2校からも選手を招集している。毎試合編成を変え、仙台育英や郡山北工などとの計4試合に臨んだ。

 黒沢尻北の鈴木玲央主将(3年)は「全員が普段よりも調子はいい。今年の黒沢尻工はFW、BKとも強い相手だが、ペースを崩して戦えるようになりたい」と好敵手との交流で成長を期した。黒沢尻工の佐藤稜真主将(同)も「高校総体を前にした最後の練習試合。攻撃、守備ともしっかり試す」と目標を持ってプレーしていた。

 大会は5日まで。3日からは両校のほか、花巻東、盛岡工、宮古など本県のチームも加わる。

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