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大谷 復帰戦1安打

オリオールズ戦の四回、二塁打を放つエンゼルスの大谷=1日、アナハイム(時事)

 【アナハイム時事】米大リーグは1日、各地で行われ、エンゼルスの大谷翔平(花巻東高出)はオリオールズ戦に5番指名打者で臨み、4打数1安打だった。

 4月27日に左足首を痛めてから3試合ぶりに出場の大谷は、第2打席で二塁打を放った。チームは3-2でサヨナラ勝ちし、連敗を4で止めた。

 マーリンズの田沢はフィリーズ戦の延長十回に登板して1回無失点。チームはその裏、2-1でサヨナラ勝ちして田沢に今季初勝利(1敗)が付いた。マリナーズのイチローはアスレチックス戦で出番がなかった。チームは6-3で勝ち3連勝。

鮮やか二塁打 左足首「問題なかった」

 初球は外角低めのカーブ。エンゼルスの大谷はフォームを崩すことなく、鮮やかに左へ流し打った。「(ヤマを)張ってはいなかったけれど、頭にはあった」。オリオールズは3人の内野手を一、二塁間に集める極端なシフトを取っており、がら空きになっていた三塁線へ鋭く飛ばした。

 4月27日の試合で左足首を捻挫して以来、4日ぶりの復帰戦で二塁打をマーク。「飛んだところもラッキーだったし、まあ、いいバッティングだったなと思っている」。打撃の内容にも納得している様子だった。

 いつもは内野ゴロでも全力疾走する大谷が、各打席とも走るスピードは緩めだった。それでも「できる限りの中ではしっかりできた。足を気にすることなく、打席ではしっかり振れていた。問題なかった」と言う。4日以降に予定されている先発登板に向けて、足首が順調に回復していることを強調した。

大谷、出場明言避ける-日米野球

 【アナハイム時事】エンゼルスの大谷翔平投手は1日、米大リーグ選抜と日本代表の「侍ジャパン」が対戦する11月の日米野球への参加について「今の段階で、そこまで考える余裕はない。一日一日、しっかり成長できるように積み重ねていきたい」と語るにとどめた。

 大谷は日本ハム時代の2014年に日米野球に参加し、投手で2試合に登板した。

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