奥州・金ケ崎

作業省力化へ期待 JAふるさと ピーマン形状選別機整備【奥州】

JA岩手ふるさとが整備した1日に20トンを処理するピーマン形状選別機

 JA岩手ふるさとは、奥州市胆沢小山の同JA中央集出荷場にピーマン形状選別機を新たに整備した。同選別機の導入により、生産者の省力化などが期待されている。8日には現地で竣工(しゅんこう)式が行われ、関係者が完成を喜ぶとともに、生産拡大に向けて誓いを新たにした。

 式には生産者や関係機関、同JA関係者ら約60人が出席。同集出荷場で行われた神事の後、同JA経営管理委員会の後藤元夫会長が「改めてピーマンの産地として、生産量を上げ、品質の良い物を消費地に届けていきたい。新しい選別機を活用し、さらに品質の良いピーマン生産、面積の拡大を目指したい」とあいさつ。細川倫史県南広域振興局長と畠山俊彰全農県本部長が祝辞を寄せた。

 同選別機は、荷受けや選果、計量器・製品搬送、空箱搬送、情報処理の各設備を備える。カメラで規格別に選別し、規格を均一化するほか、ピーマン先端の障害を判別し、区分することもできる。処理量は1日当たり20トン。総事業費は3億240万円(税抜き)で、うち1億4000万円が国庫補助。2017年8月に工事着工、今年2月に完成した。

 ピーマンの選別については、これまで生産者が行い、同JAで計量、規格別に袋・箱詰めして出荷していた。同選別機の導入により、生産者が行ってきた規格別の選別作業がなくなり作業の省力化が図られる。生産者の選別作業時間を生産や病害虫に対する管理に充てることで、作付け面積や作付け本数の増加につながり、生産量の拡大に結び付くものと期待されている。

 同JAではピーマンについて、県内JAトップの年間2000トンの出荷、販売額7億円を目標に掲げ、東北一の産地を目指している。

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