一関・平泉

黒光り 往時の姿に 一関機関区OB会 図書館脇SL清掃

清掃用廃油や研磨剤を使ってSL「C58-103号」の清掃を行う一関機関区OB会のメンバー

 一関機関区OB会(小野寺栄吾会長)は8日、一関市大手町の一関図書館脇にあるSL「C58-103号」の清掃を行った。名前の「58」にちなんで毎年行われており、鉄道OBたちが昔を懐かしみながらSLをピカピカに磨いた。

 同会は国鉄時代に機関士として働いていた人たちで構成されている。現役時代にお世話になった同SLが1972年同市に寄贈され、翌年の73年から感謝の気持ちを表そうと毎年5月と10月に清掃を行っている。

 活動には約20人が参加。小野寺会長が「機関車掃除ももう50年くらいになる。90歳を過ぎても来ていただいてるメンバーもいる。ご協力いただきありがとうございます」とあいさつした。

 会員は清掃用廃油を布や縄たわしに染み込ませてSLの表面の汚れを落とし、黄銅の部分は研磨剤を使って光沢が出るように磨いた。

 メンバー同士で冗談交じりに「ちゃんと磨け」と檄(げき)を飛ばしたり、機関士時代の思い出話に花を咲かせたりしていた。

 三浦清司さん(77)は「清掃をしていると(自分の)現役時代を思い出す。C58-103号は蒸気がたくさん出る力強い走りをしていた」と懐かしんでいた。

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