奥州・金ケ崎

1300年の伝統継承へ 黒石寺で晋山式【奥州】

黒石寺の晋山式で本堂に向かう藤波大吾新住職(中央)

 蘇民祭で知られる奥州市水沢黒石町の天台宗の古刹(こさつ)、黒石寺で12日、代替わりした住職を披露する晋山式があった。藤波洋香前住職(65)の跡を継いで新住職となった長男大吾氏(35)が法要に臨み、1300年近い伝統を引き継ぐ覚悟を示した。

 檀家(だんか)、総代、蘇民祭保存会関係者ら約40人が参列。大吾氏を中心に行列をつくって庫裏から本堂までを歩き、本堂内の法要で陸奥教区宗務所の千葉亮賢所長から辞令を受けた。本尊の薬師如来を祭る三宝殿でも法要を営んだ。

 黒石寺は、729年に東光山薬師寺として開山。849年に妙見山黒石寺に改名された。大吾氏は、21歳から総本山の比叡山延暦寺(大津市)で修行。2017年12月21日付で第40世の住職に就任した。

 1980年から38年間務めた洋香前住職は「若い住職だが、檀家の皆さんに助けてもらいながら務めさせたい。市民の皆さんにもよろしくお願いしたい」と話した。

 大吾新住職は「若輩者だが、お寺の伝統をつないでいけるように檀信徒、蘇民祭関係の皆さんと一緒にやっていきたい」と決意を語った。

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