いわて女性活躍企業認定書 県 工藤建設(奥州)に交付【岩手】
県独自の「いわて女性活躍企業等認定制度」の認定書交付式は14日、県庁で行われ、女性活躍の推進に取り組む奥州市水沢の工藤建設(蜂谷剛司社長)に交付された。同社を含め県内の認定数は10件となった。
同制度は、女性の活躍推進に積極的に取り組む県内企業を知事が認定し、自主的な取り組みの促進を図ることを目的としている。
認定基準は企業などの経営トップが女性の活躍推進に向けた取り組み方針を従業員に対して宣言していることや、女性活躍推進法に基づく「一般事業主行動計画」を策定し、岩手労働局に提出しているなど、2段階に設定。
今回認定された工藤建設はステップ2として、同日から3年間の認定を受けた。認定書を交付した大友宏司県環境生活部長は「女性活躍推進の牽引(けんいん)役として、県内企業などへの女性活躍推進の周知普及に協力をお願いしたい」と述べた。蜂谷社長は「子育てなどで忙しい女性のために、労働時間について柔軟に対応するなど、女性活躍に向けて積極的に取り組んでいきたい」と話していた。