奥州・金ケ崎

20年の活動に区切り 増沢塗・及川さん開設の教室 きょうから最後の展示会【奥州】

教室として区切りの展示会を18日から開く「漆に瘡れた会」の会員。左から2人目は及川さん

 増沢塗の伝統を受け継ぐ漆器職人及川守男さん(74)=奥州市胆沢若柳=は、20年余り開設してきた教室「漆に瘡(かぶ)れた会」の活動に区切りをつけることとし、最後の展示会を18~20日の3日間、同市水沢西町のみずさわ観光物産センター2階で実施する。会員の近作とともにこれまでの作品も含め約100点を出展。教室の歩みを示し、伝統漆器継承の啓発にも願いを込める。

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 展示時間は午前10時から午後5時まで(最終日は午後3時終了)。作品の一部は販売するほか、漆器の説明、修理の相談も受ける。及川さんは今後も制作を続ける一方、指導を希望する声や、増沢塗の継承に関心を持つ人がいれば「相談を受けたい」としている。

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