盛岡の夏、華やかに ミスさんさ踊り、5人決定 8月本番へ意気込み【岩手】
2018年のミスさんさ踊りコンテスト最終審査は19日、盛岡市内で行われ、本県の代表的な夏祭り「盛岡さんさ踊り」を華やかに盛り上げる5人が決まった。
コンテストは、同祭りの実行委員会が毎年実施。今年は市内外から34人の応募があった。同日は1次審査を通過した11人があでやかな浴衣姿でステージに上がり、さんさ踊りの魅力や、今後の活動に懸ける意気込みなどを熱く語った。
厳正な審査の結果、会社員谷藤礼実さん(25)=盛岡市=、会社員石川亜里沙さん(24)=滝沢市=、岩手医大1年の小川千奈さん(18)=盛岡市=、看護師一戸艶香さん(23)=同=、アルバイト永田沙耶香さん(23)=同=が選ばれた。
最年少の小川さんは、母親とおばも歴代のミスさんさ踊りといい、「幼い頃から憧れていたので、自分も選ばれてうれしい」と大喜び。今後の活動に向けては「国内外の皆さんに、さんさ踊りの魅力を発信したい」と意欲を見せた。
5人は6月4日からさんさ踊りの本格練習を開始。7月24日に盛岡市の三ツ石神社奉納演舞で、初披露する。8月1~4日の本番でパレードを先導するほか、国内外への派遣活動に参加し、同市や本県の観光PRに取り組む。