一関・平泉

お宝鑑定やいかに テレビ番組公開収録 1200人観覧、一喜一憂【一関】

「出張!なんでも鑑定団」の公開収録で、鑑定に臨む依頼人(右から3人目)

 テレビ東京系列で放送されている「開運!なんでも鑑定団」の人気コーナー「出張!なんでも鑑定団」の公開収録(一関市主催)は20日、同市大手町の一関文化センターで行われた。市内外から応募された356点のうち、書や絵など6点を専門家が鑑定。事前申し込みから抽選で決まった約1200人が観覧し、鑑定結果が発表されるたびに声を上げながら一喜一憂していた。

 「出張!なんでも鑑定団」は、先祖から伝わる家宝や価値が不明な骨董(こっとう)品など、一般家庭にある“お宝”を各分野の専門家が鑑定する「開運!なんでも鑑定団」の人気コーナーとして知られている。

 同日は、勝部修市長も市民らと一緒に観覧。収録開始前には、自身が応募した2点は残念ながら不採用だったという裏話を披露しながら「観覧に応募された方が3600人もいた。ここに来られなかった人の分まで、いろんなお宝を見て楽しんでいただきたい」とあいさつした。

 ステージ上では、タレントのパックン・マックンとアシスタントの齋藤菜月さんが進行役を担当。主に日本画が専門の安河内眞美さん、陶磁研究家の森由美さん、古文書担当で東邦大教授の増田孝さんの3人が各依頼人の品を鑑定した。

 パックン・マックンが繰り広げる軽妙なトークで会場は大盛り上がり。観客は本人評価額を上回る鑑定価格が発表されると、「おおーっ」と驚きながら収録を楽しんでいた。

▲進行役の軽妙なトークや鑑定価格の発表などで盛り上がる観客

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