北上・西和賀
キレキレダンスで魅了 専北高吹奏楽部 カフェコンサート【北上】
専大北上高校吹奏楽部の第32回ミュージックカフェコンサートは20日、北上市文化交流センターさくらホールで開かれた。演奏に加え、歌やダンスなど多彩な内容で来場者を楽しませた。
秋の定期演奏会と並ぶ同部の２大イベントで、今回は１～３年生の部員54人が出演。３部構成で20曲を繰り広げた。
第１部では、全日本吹奏楽コンクールの課題曲「虹色の未来へ」などを演奏。第２部では総合型地域スポーツクラブ・ＮＰＯ法人フォルダのテーマパークダンスと新体操両教室の受講生17人も賛助出演し、華やかな演技で来場者を魅了した。
第３部のヒットメドレーでは、懐メロやヒット曲を相次いで披露。同部顧問で指揮者の安藤拓也教諭が「昴」、部員たちも「勝手にしやがれ」などを熱唱した。「ダンシングヒーロー」では部員とフォルダの受講生が手拍子に乗りキレキレのダンスを見せて盛り上がり、最後は「ハプスブルク万歳！」で締めた。
安藤教諭は「お客さんにとっても新鮮だったのでは。いろいろなコラボで楽しんでいただけたと思う」と語り、堀内亜美部長（３年）は「お客さんがパフォーマンスに合わせて手拍子してくれてうれしかった。今年は夏のコンクールとマーチングの３大会で全国大会出場を果たしたい」と決意を新たにしていた。
