花巻

花いっぱいの宮野目小に 児童がベゴニア苗植栽作業【花巻】

プランターにベゴニアの花苗を移植する児童

 花巻市西宮野目の宮野目小学校(玉山勉校長、児童346人)の児童たちは23日、同校駐車場で花苗の植栽作業を行い、プランターにベゴニアの苗を植えて校門や周辺の道路に並べ、環境美化につなげた。

 宮野目コミュニティ会議(髙橋一彦会長)の美化活動に協力する形で同校が「はっぴーロード」事業として毎年取り組んでおり、今年度が7年目。花巻農業高校の生徒が育てた苗240株を同会議が購入し提供した。

 2学年の児童が一緒になり、数人が1グループになって作業。このうち1、6年生は1グループがプランター1個を担当し、同会議の役員らに教えられながらプランターに専用の土を入れ苗3株を移植した。

 森川康亮君(6年)は「1年生に教えながら仲良く植えることができた。通りを歩く人が花を見て気持ち良くなってもらいたい」、川村優頼ちゃん(1年)は「(作業は)楽しかった。いっぱい世話する」と話し、花が咲き誇るのを楽しみにしていた。髙橋会長は「地域との関わりだけでなく、子供たちには花の植栽、水を与えるなどの作業を通して命の大切さ、尊さも学んでほしい」と作業する児童たちを見詰めていた。

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