一関・平泉

笑顔“豊作”泥の中 園児、児童が田植え体験【一関】

せきのいち酒の民俗博物館前のミニ田んぼで、手植えする愛心幼稚園の年長組園児
愛心幼稚園

 一関市大手町の愛心幼稚園(小坂恵子園長)の年長組園児は29日、同市田村町のせきのいち酒の民俗博物館前のミニ田んぼで泥だらけになりながら楽しくコメの苗を植えた。

 田植えは世嬉の一酒造が食育の一環として同園に呼び掛け、15年ほど前から毎年実施。地元のコメ文化を伝える展示場として設置された約10平方メートルの田んぼに「ヒメノモチ」などを植えている。

 同日は園児49人がはだしで田んぼに入り、「どろどろ」「冷たい」などと大はしゃぎ。同社社員のアドバイスを受けながら真っすぐになるように丁寧に手植えし、はねた泥の汚れにも「チョコみたい」と満面の笑みを見せた。

 小野寺樹ちゃん(5)は「手で植えるのが楽しかった」、平沢慶佳ちゃん(5)は「田んぼに入って気持ちよかった。あんこのお餅が大好き、食べるのが楽しみ」と話していた。

 7月には昨年収穫したもち米を使って餅つきをし、10月は収穫を体験する予定。

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