一関・平泉

きょう世界禁煙デー 県推進事業 登録飲食店 ライズアゲインに感謝状【一関】

県の禁煙・分煙を進める登録事業に協力し、一関保健所から感謝状が贈られたライズアゲインの神原さん(左)

 世界保健機関(WHO)が定める世界禁煙デー(5月31日)を前に、一関保健所(杉江琢美所長)は30日、県の禁煙・分煙の飲食店・喫茶店登録事業に参加、協力したとして、一関市東地主町のスーパーディッピングヌードル・ライズアゲインに感謝状を贈った。

 県は受動喫煙防止の取り組みを推進するため、県内で禁煙、分煙を実施している飲食店や喫茶店を対象にした登録制度を2005年に創設。登録した店は県ホームページなどで紹介し、たばこの煙による健康被害のない環境づくりを進めている。

 同日は杉江所長と佐藤敬之主事が訪問。杉江所長が「(ライズアゲインは)高校生の利用客も多く、早い段階で禁煙を進めてくれてありがたく思う。これからも禁煙の輪を広げてほしい」と同店大将の神原俊さん(35)に感謝状を手渡した。

 同店はオープンした16年度から登録し、店内禁煙を徹底している。神原さんは「関東圏では、岩手よりも喫煙事情が厳しい。たばこを吸わない人が煙を吸えば、料理もまずく感じてしまう。これからも禁煙を続けていきたい」と気持ちを新たにしていた。

 同保健所管内では、全面禁煙の飲食店・喫茶店51店舗が登録されている。

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